予算未達成の対策

予算未達成の対策（客数・売上高・仕入高・粗利益・値引廃棄）は客数対策は戦略的に重要なテーマですから別途お知らせしています。

ここでは実質的に重要なのは、粗利益予算未達成の対策です。

極端な言い方になりますが、仮に売上高予算は未達成でも粗利益予算が達成していれば良しとします。

赤字対策と同じで単にデータや売上高を増やして解決すると思わないでいただきたい。

やはり、月次や日次の部門と単品のデータベースとシミュレーションがあるとシンプルに対策が立てられます。

粗利益予算未達成の額の大きさによっても対策の中身も変わります。

例として、２つのケーススタディのＡパターンとＢパターンで事例を上げてみます。

 

Ａ．未達成額が月額100万円のケース－赤字対策に準じた解消策です

データベースとシミュレーションとThink Small発想を前提に5段階論法で進めます。

1. 月間の赤字額を営業日数30で割り、1日あたりに換算します。
2. 換算額を上記5部門で分担し１部門あたりの分担額にします。
3. 分担額を各部門の業績貢献度の高い10単品に割当てます。
4. 割当額を１単品の原単位粗利益で割ると投入を増やすべき個数が算出されます。
5. 取組みやすい数字になっていますから、実行もしやすいはずです。

実数を入れてみます。

1. 　100万円÷30日＝33,333円
2. 　33,333円÷5部門＝6,666円
3. 　6,666÷10単品＝666円
4. 　666円÷100円＝6.6　➡　7個
5. 　Yes,I Can.

現場担当者が投入数を増やすことと最適なマーチャンダイジンングを実行すれば相当額の赤字（巨額の予算未達成については別途ご遠慮なくお問い合わせください）は解消できます。

 

Ｂ．未達成額が月額200万円のケース－赤字対策に準じた解消策と客数を増やす対策で用いたダイナミックオペレーションを併用する解消策です。

実数を入れてみます。

1. 　200万円÷30日＝66,666円
2. 　66,666円÷5部門＝13,332円
3. 　13,332円÷10単品＝1,333円
4. 　1,333円÷100円＝13.3個　➡　14個
5. 　Yes,We Can.

 

 

①データベース制作システム　　　　　　　　　　　　　　　　　②経営者向けカウンセリング　　　　　　　　　　　　　　　　　③現場社員向け人材育成プログラム　　　　　　　　　　　　　　　３つのサービスをセットで提供することにより大きな相乗効果をもたらします。

予算達成、赤字解消、黒字経営の継続…といった皆様の課題を一緒に解決してまいります。