PI(Purchase Index)値とは、レジ通過客千人当たりの購買指数です。お客様の支持率といいます。例えば、牛乳を購入している顧客数が、千人中100人だったらその牛乳のPI値は10%になります。つまり、来店客数の10%、10人に1人が牛乳を購入するということを意味する数値です。PI値が高いほど、購入客数が多い商品アイテムです。
算式は、PI=(購買個数/客数)*1000で算出します。
売れ筋商品の投入を増やし更なる販売点数や売上高を増やすには有効な指数です。
これに対してテクノの森で用いるPI値と類似した反応率は、部門と単品に分け、もっと目的的かつ動態的に応用します。
例えば、反応率を積極的に応用したら、こんなことができます。
3.部門のマーチャンダイジング力を高めるには?
部門反応率と単品反応率に分類し購入率アップの目的に活用します。
部門反応率とは、部門の購入客数÷店舗全体のレジ通過客数*100として部門データベースを示します。
この部門反応率は、購入客から見た部門のマーチャンダイジング力を評価します。
部門反応率が高い部門は、更に反応率を高めるためには、何をどうすればもっとマーチャンダイジング力を高め、店舗全体の顧客動員力を高められるのかを期待できます。
部門反応率の低い部門はなぜ低いのか、もっと何をどうしたら反応率を高められるがを部門独自だけでなく関連する部門との協力関係の強化などを含め対策を打つ工夫をこらす必要があります。
一方、単品反応率とは、単品販売点数÷店舗全体のレジ通過客数*100として単品データベースを示します。
単品反応率の高い単品は単品の購入率だけでなく、ほぼ業績貢献度=粗利益も売上高も商品回転率も高いという共通点があります。
また反応率の逆数つまり未購入率は商品陳列前を通行する顧客100人に対する率です。未購入率を改善するマーチャンダイジングを実行し、改善がない場合には、ロスの根源となりますからカットするなどの対策が必要です。
逆に投入量アップするマーチャンダイジング展開によって未購入客を購入客に変える未知なる可能性の数値として積極的に活用し、更なる増客・増収・増益を目指したチャレンジ手法として応用することもあります。
もちろん、反応率が高い商品は元々魅力度が高いので客数を増やす可能性が高いとされるので、積極的な応用編として更なる反応率を上げるために投入量を増やす対象商品と考え、店舗の来店客数増加と売上高増加と粗利益増加を目指したダイナミックなマーチャンダイジングを展開することが推奨されます。
一方、反応率の低い単品は当面マーチャンダイジングの創意工夫の余地などを検討した上で、商品的に魅力度が低いとみなした後は、投入量の削減とそれに伴う作業配分の減少の対象商品となります。
反応率は、店舗オペレーションにおいては、もっとダイナミックな応用数値として活用することをおすすめします。
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